スイスのコロナ事情【3月1日以降】

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雑談
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2月24日、スイス連邦内閣は、3月1日(月)から新型コロナウイルスに対する現行の措置を段階的に緩和すると発表しました。

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慎重な段階的緩和措置

(1)全ての店舗、図書館公文書館の閲覧室美術館及び博物館の再開が認められます(ただし、人数制限あり)
(2)動物園、植物園、屋外レジャー施設、アイススケートリンク、テニスコート、サッカー場、陸上競技場等の屋外スポーツ施設等は、マスク着用社会的距離の確保及び人数制限を条件に再開が認められます(成人向けスポーツの競技会及びイベントは、引き続き禁止)。
(3)家族や友人間の私的イベントは、屋外においてかつ参加人数が15人までを条件に認められます。
(4)若者のスポーツ及び文化活動に関する年齢制限について、現行の16歳までから20歳(2001年生まれ以降)までに引き上げられます。また、無観客を条件に、これらの年齢層による全てのスポーツ競技及びコンサートの開催が認められます。
(5)児童及び少年の合唱団の合唱活動並びにユースクラブ等の若者用施設の再開が認められます。

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更なる緩和措置の検討

(1)検討対象
スイス連邦内閣は、3月22日に更なる段階的緩和措置を実施することを目的とし、3月12日から各州との協議を開始し、3月19日に閣議決定を行うこととしています。
人数制限を条件とする観客を動員した文化的及びスポーツイベントの実施再開ホームオフィスの要件変更、屋内スポーツ及びレストラン(※テラス席のみ)の営業再開などが検討対象となる予定です。
(2)更なる緩和措置を実施する上での条件(目標値)
・新型コロナウイルス検査の陽性率が5%未満
・病院の集中治療室における新型コロナウイルス患者の占有数が250床未満
・実効再生産数が過去7日間の平均で1未満
3月17日時点での過去14日間における人口10万人あたりの新規感染者数が3月1日時点の数字以下

スイス連邦内閣は、達成目標について全般的な評価を行い、今後数週間で新型コロナウイルスのまん延状況が順調に改善する場合は、3月22日以降の飲食店における屋内空間での営業再開やその他屋内での活動、大学での対面講義の再開可能性についても検討する予定です。

 

ご参考までに!

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