スイス、チューリッヒにも春には桜を見られる場所があります。
やはり春といえば、桜が見たい季節です。心を桜の優しいピンク色で癒したいですよね。
スイスという遠く離れた国でも、日本の桜が見られというのは、本当に有難いことです。
今回、少しだけ桜を見に行く日にちが遅くなってしまいましたが、チューリッヒで見る桜も一味違ってとても素敵なので、是非ご紹介していきたいと思います。
前回2021年にもチューリッヒで撮った桜をご紹介しております。今回と同じエリアで写真も撮っており、天気も良く、割と盛りのときなので写真がそちらの方が綺麗かと思われます。是非そちらも見てみてください。
チューリッヒで桜が見られる場所
ベルタ通り (Bertastrasse)
こちらがチューリッヒで私が数少ない中知っている、桜並木が見られる通りです。
ソメイヨシノの木、らしいのです。
市内中心部からトラムで2番線(Schlieren Geissweid行き)又は、3番線(Albisrieden行き)に乗り、ロッヒャーグット(Lochergut) 駅で降ります。
こちらがまずロッヒャーグット駅に着いたら見える建物。この建物の右手側からベルタ通り(Bertastrasse)が始まります。春には桜並木が見られると巷で有名な通りです。
このエリアは、築100年など古い建物も多く、春には桜と相まってさらに素敵な雰囲気を醸し出します。
ここ4、5年、レストランの出店が相次ぎ、太陽が良くあたるカフェがあり、大人気のアイスクリーム屋さんもあり、若者に人気のエリアとなっています。
若者が集いやすいカジュアルな雰囲気があるところが特徴なエリアなのです。
道に入っていくとこのように桜並木が始まります。洋風の建築物と桜を見てると、とてもおしゃれな気持ちになってきます。日本とはまた違った景色が広がり、これまた趣深いです。
(撮影日は3月下旬。あと2,3日早く来ていれば、もっと盛んなソメイヨシノが見れたはずです。。。><)
ベルタ通りは、約600mほど続いていきます。
少し進むとIdaplatz(イダプラッツ)という広場があり、左右に広がる道には、白いソメイヨシノが見られます。
こちらは、幸運にも今が盛んの時でした。
ここ周辺には、おしゃれなレストランやカフェ、バー、小物屋さんがあり、あとは住宅で密集しています。
とてもカラフルです☆
とても生き生きと咲いています。
お天気な日が少ない中、少しでも時間を見つけて桜を見に来てよかったと思いました。
寄り道をしながらも、ベルタ通り(Bertastrasse)に戻り、再びまっすぐ進んで行きます。
桜並木はそろそろ終わりを迎えます。
お散歩がてらにちょうど良い距離でした。
ベルタ通りには、基本的にはピンクのソメイヨシノ、派生する左右の道には白いソメイヨシノが咲いているようでした。
3月には、いつもここで見る桜が楽しみです。
ベルタ通り周辺
4月下旬にはベルタ通りの近くの教会で八重桜の木を見つけました。
インスタグラムで見つけました
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ベルタ通りを真上から見たものです。圧巻ですよね。『日本での桜?』と投稿には書かれています。
@falstaff.magazinさん、@cemerk85さんからお借りしております。
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こちらも素敵ですね。もちろんベルタ通りです。
@doeemeさんからお借りしております。
シルフェルド墓地
近くのエリアにあるシルフェルド墓地でも八重桜が見られます。
立派な立派な大きな木があります。
八重桜が咲き乱れ、これぞ桜の勢いというのを、ここチューリッヒでも見ることができました。
上の写真の八重桜は3月下旬、ここから下は4月下旬の写真です。ほぼ同じ場所、同じ木の種類でも咲く時期が1か月もずれることがあることを今回初めて知りました。
この頃には、チューリップも咲いています。
色々なピンクが見られて本当に癒されました。
この奥に見えている赤いお花の木はというと、リンゴの木なんだそう。
コロナ禍では、街中から人が消え、この墓地に意外と人が集まっていたものです。トラブルなどマナー違反もたくさんあったようです。一時期、人との距離をとらなくてはいけないということで、ここでピクニックやパーティーをする人が増え、ニュースにもなったことがありました。マナーをしっかり守っていただきたいですよね。しかし、ここの墓地の管理人は、怒ることなく、最低限でいいのでマナーを守ってこれからもご利用していただきたいとテレビで仰っていたのを覚えています。それまでは、ジョギング禁止、犬の散歩禁止、自転車などの乗り物禁止、だったのですが、なぜか今はその標識もはずされています。とても理解のある、時代の動きにも寛容な管理人さんに助けられていますね。私もここで写真を撮ってあげているので、改めて管理人さんに感謝です。
木蓮も堂々と立っています。
花弁が大きな木蓮は、とても華やかさがあり良いですね。桜より濃いピンクも魅力的です。
皆様のお気に入りの木は何でしょうか?
街のいたるところに
カルクブライテ駅 Kalkbreite
先ほどご紹介した、ロッヒャーグット(Lochergut) 駅から市内中心部の方向へ一駅戻りました。
近くのカフェには、八重桜の木が立っており、この時期は本当に華やかで人々で賑わいます。
席は屋外と屋内があります。お花見しながらカフェできて、とても良いですね。
シュタウファッハー駅 Stauffacher
さらにトラムで中心部へ進んで行くと、2番線、3番線から、9番線、14番線への乗り換えができる駅があります。
こちらの教会が目印。
教会側から見るとこんな感じ🌸🌸
色んな種類の木があってとーっても華やかです。
いたるところに
先ほどご紹介したエリアに限らず、チューリッヒ内のあらゆるところで、春の木々は立っています。
中央駅に近い、チョコレートの老舗『シュプルングリ』の前や、
バンホーフ通りのひとつ隣りの道や、
どことない道端、
ふと気づけば華やかな木が立っていて、なぜだか嬉しくなります。
家族が集う公園。
チューリッヒでのお花見、楽しめましたでしょうか?
おわりに
チューリッヒでは以外とお花見できるんですよね。
桜とともに、洋風の建築物を一緒に見て楽しめるのは、ここでの醍醐味だと思います。
桜の木は日本人だけでなく、スイス人の心もつかんでいます。
ですが、スイス人に聞いてみるとやはり「日本で桜を見たい!」との声が多いですね。
桜の文化は本当に美しいものです。
スイスの首都ベルンにも桜が見られるところがあるらしいのです。
是非、今度はそこにも偵察に行ってみたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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