引きこもり生活 in チューリッヒ

スポンサーリンク
limat-view スイス
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは。チューリッヒで週末廃人生活を送る者です。

チューリッヒというワードとのコントラストが激しいように思えますw

 

今週末、一歩も家を出ませんでした。正しくは、¨週末¨引きこもり生活ですね

ぼさぼさ、すっぴんメガネの状態で、楽しいもんですよ。誰にも邪魔されず、料理して、食べて、寝て、PCやスマホ…を繰り返してとても有意義でした。

海外に住んでまで、引きこもり生活なんて、もったいなーいと思わないでください。そんなもんです、((私は))

平日は常に職場で人と関わっていますし、最近チューリッヒはとにかく、人、人、人で溢れかえっています。

特に暖かくなってくると、虫が湧いてくるように、人が街中に湧いてきます。

公共交通機関はいつも人でいっぱい、いや、東京とは比べないでくださいね。

チューリッヒの人口: 約436,550人 面積: 87.93 ㎢ 人口密度: 約4,965人/㎢ (2024-2025)

そういえばチューリッヒでは、人が多いとは言っても、移民や観光客の多さから、かなりの国際化を感じます。

外国人としてスイスで生きている私にとっては肩身が狭くなることもなく、まぁ生きやすい(?)ですが、スイス人にとってそれは決して快適な状況とは言えないようです。

スポンサーリンク

スイスの人口増加に対する政策

もうすぐスイスでは、ある国民投票が行われます。
それはというと、「10ミリオン政策(1000万人上限案)
2050年までにスイスの永住人口を1000万人以下に抑えることを目指す政策案です。
右派の国民党(SVP)が主導しており、2026年6月14日にその是非を問う国民投票が実施される予定です。

政策案の主な内容

人口増加によるインフラや社会保障への負担を軽減するため、段階的な制限措置が提案されています。
    • 人口が950万人に達した場合: 連邦政府と議会に対し、亡命希望者の受け入れ制限や家族呼び寄せの停止など、人口抑制に向けた措置を講じる義務が課されます。
    • 人口が1000万人に達した場合: 2050年までに1000万人を超えないよう、EUとの「人の自由な移動」に関する協定の見直しや廃棄を含む、あらゆる政策手段の使用が求められます。

クイックおさらい(スイスの人口・面積・人口密度)

    • 人口: 約9,004,906人(2026年5月時点推定)
        • 2024年6月に永住人口が初めて900万人を超える

    • 面積: 41,285 ㎢
        • 日本の九州(約4.2万㎢)とほぼ同じか、わずかに小さい面積です。

    • 人口密度: 約228人/㎢
        • 居住エリアが限られるため、特にスイス中部の平野部では1平方キロメートルあたり約600人に達する高密度な地域もあります。

主な都市の状況 (2024年統計)
人口の約4分の3が都市部に集中しています。
  • チューリッヒ: 人口約44万人(国内最大)
  • ジュネーブ: 人口約20万人
  • バーゼル: 人口約18万人
  • ベルン(首都): 人口約14万人

賛成・反対の立場

世論調査では賛否が分かれており、直近のデータでは賛成が約48%に対し、反対が約41%と拮抗しています。
    • 賛成派(国民党など): 急激な人口増加(過去25年で約25%増)が家賃の高騰、インフラの混雑、環境破壊を招いていると主張しています。
    • 反対派(政府・経済界): 労働力不足が深刻化し、スイスの繁栄が損なわれると懸念しています。特に医療、交通、接客、建設業界での人材確保が困難になると指摘されています。

スイスの現在の人口は約910万人(2026年時点)で、そのうち約27%を外国人が占めています。投票結果次第では、スイスとEUの関係に大きな影響を及ぼす可能性があります。
この国民投票は、スイスで今とても注目されています。
スポンサーリンク

住居が見つからない、チューリッヒ

住居の不足・家賃高騰

チューリッヒでは人口増加に伴い、「世界最悪レベル」とも称される深刻な住宅不足が続いています。空室率はわずか 0.1% 前後(2025〜2026年時点)と、市場がほぼ枯渇している状況です。

また、過去20年間で家賃は40%上昇しており、お医者さんや銀行員など高賃金労働者の流入も価格を押し上げる一因となっています。

工事(建て替えや大規模改修)を理由に立ち退きを命じられ、次の住まいがどうしても見つからず、事実上のホームレス状態に陥るリスクは現実に存在するようです。特に低所得者や高齢者、単身者、難民申請者といった社会的弱者が最も深刻な影響を受けています。もし、立ち退き後に住居が見つからない場合は、郊外や他州への移住が迫られることになります。
見渡すと、街のあちこちで工事が行われていますが、その内情は単なる増築ではなく、より複雑な問題を抱えているのだとわかります。

「絶え間ない工事」再開発と立ち退き

チューリッヒ市内でここ最近目立つ工事の多くは、既存の建物を壊してより高い収益が見込める新しい建物に建て替える「再開発(ジェントリフィケーション)」です。
    • 既存住民の立ち退き: 以前から住んでいた低中所得層のテナントが立ち退きを迫られ、その跡地に高額な賃貸マンションが建つケースが相次いでいます。
    • 工事件数の増加: 2025年には約3,000戸分の建設プロジェクトが承認されるなど、建設活動自体は活発ですが、その多くが高所得者向けのため、一般市民の手の届く住宅は増えていません。

よくあるのは、街中の3,4階建ての建造物の上に鉄筋の棒が出ていたら、そこは増築される、という目印です。

なぜこれほど問題になっているのか

    • 投資家による「利益優先」の建て替え: 年金基金などの機関投資家が、より高い家賃を取るために古い建物を壊して高級物件へ建て替えるケースが急増しています。
    • 法律の限界: スイスの借地借家法では、建て替えに伴う解約は原則として合法とされています。入居者は異議申し立てや期限の延長を求めることができますが、最終的には退去しなければならず、根本的な解決にはなりません。

現在、この問題は「チューリッヒ市民最大の懸念事項」となっており、2026年6月に実施される住民投票では、手頃な家賃の住宅保護や非営利住宅の促進が大きな争点となっています。
こちらの2つの投票はどちらも2026年6月14日に国民投票、または住民投票によって決断が下されます。

おわりに

半ば、シリアスな内容でしたが、お気に入りな¨おうち¨があるということは本当にありがたいです。決して大きくないですが、ある程度静かで陽が入るおうちに改めて感謝したいと思います。

休みの日は現実を見たくないです。座れない公共交通機関、スマホゾンビ人間を避けながらまっすぐ歩けない道、ビュンビュン飛ばしてくる自転車、、、特にチューリッヒは規模が違います。自転車は早いとき時速30~40㎞は出ていますね。また、車道、自転車専用道路を走らなければいけないのに、歩道を走る電動スクーター、そしてたまに逆走。トラム運転手の歩行者や自転車、車に対する鳴りやまないベル(クラクション)。

あと旅行者に気を付けていただきたいです。街中でトラムは第一優先なので、信号がない横断歩道など、トラムが来ている前を歩かないでください。車なら止まってくれるところをトラムは止まりません。これを知らない旅行者の危ない目を何度も見てきました。

まぁでもいつかチューリッヒは出ていき、別の州で暮らすことも考えられます。何もかもが近い街は便利ですが、いつかは自然が多いところがいいですね☆彡

この記事を書いた人
あずき

韓国ドラマ『愛の不時着』を友人から勧められて見て以来、コロナ禍でスイスに来ることのできない日本の皆様に向けてロケ地などを紹介していました。このブログでは、スイス旅行に役立つであろうことだったり、変哲の無い日常での出来事だったりを綴っています。記事を読んでくださる皆様のお役に少しでも立てれれば、嬉しいです。

あずきをフォローする
スイス私の住む街、チューリッヒ
スポンサーリンク
シェアする
あずきをフォローする

コメント