今回は、『チューリッヒ・フェスティバル(Züri Fäscht)』3年に一度のビックイベントについてご紹介したいと思います!
チューリッヒフェスティバルとは?
3年に一度の7月の1週目の金・土・日の3日間に渡り、チューリッヒ市内を中心に大規模なお祭りが開催されます。
簡単に言うと、
「移動遊園地がチューリッヒの街にやって来る!!」
と言った感じです。スイス全土、ヨーロッパ各地からも人が集まります。前回が2019年、次回は2022年です!
待ちきれないです!
いつもとは違った風景が楽しめる
これは、夕方に観覧車に乗ったときに見えた景色ですね!フラウミュンスター側に特設の観覧車があり、橋を挟んだ反対岸のグロースミュンスターが見えています。普段は絶対に見ることができない角度から見る景観は、超貴重です!
夕日の差した、グロースミュンスターがとにかく美しいです。
ミュンスター橋の上は、とにかく人でいっぱいです!
この雰囲気は本当にこの時期だけですね。このギャップが大好きです。
チューリッヒ中心部のトラム、バス、車の通行は全て止められ、道路は歩行者天国。
チューリッヒの街が、まさにアミューズメント化するのです。
想像してみてください。あなたの普段住んでいる静かな町が、いきなり観覧車だの遊園地の器具で、人であふれかえっている姿を・・・。
オペラハウス前の広場にある観覧車に乗ったときの景色です。
奥には、フラウミュンスター、グロースミュンスターなどの教会が顔をのぞかせています。
反対側を見ればチューリッヒ湖が広がっています。
夕方から夜にかけて乗る観覧車はいいですな~♪
人がとにかく多い
もう一度いいますが、とにかく人が多い。金曜日、日曜日はまだまし。土曜日は仕事は休みだし、スイスと言わずヨーロッパ各地からも人が来るので、最も人が多い日と言えます。
土曜日は場所によっては、日本で言う、満員電車のときぐらいになる所があります。道の上で満員電車のようになってるんです!これは本当に危険!!!もし、満員電車状態になっても、落ち着いて押し合わないよう、行動してくださいね。
もしくは、人が混んでいそうなところには行かないこと。
アトラクションの充実
スリル満点のアトラクションから、お子様用のアトラクションが何十種類もあります。日本ではあまり見かけないような形のものも多い気がします。高い位置までいくようなアトラクションは、怖いですが、おすすめです。
なぜなら、高くいけばいくほど、チューリッヒの景色と共に楽しめるからです!普段は見られないようなチューリッヒの景色が目の前に広がることでしょう。
各国料理の出店がたくさん
フェスティバル中には、たくさんの特設された各国料理の出店が道に立ち並びます。スイス人に人気のタイ料理、ダンプリングなどの中華料理、他にもアフリカ地域の料理、ハンバーガーなどのアメリカンフードなどの色々な出店があります。
もちろん、スイスの美味しいソーセージが売られている出店もあります。
これは、牛肉料理を専門に出している屋台で買いました。じっくりケバブのように焼かれた牛肉ともやし、ブラウンソースに付け合わせのパンです。肉は量が多く、パサパサしていて、あまり私好みではなかったです・・・
こういう出店では、アタリ・ハズレが結構あります。長く待たないといけないかもしれないですが、あえて行列ができているところに行くのが良いときもありますね。
お祭り中の注意事項
スリには気を付けて!
絶対に貴重品などの盗られたくない物は、なるべく自分の目に見える位置に持ってくること。海外の空港に行くような準備態勢がいいと思います。すぐ開けられてしまうようなカバンもやめたほうがいいです。そして大事なものは絶対にポケットに入れないこと!ほぼ掏られます。私の友人でも、超混雑状態のときに財布を掏られています。気づいたときには、もう遅いです!準備万全で行きましょう。また混雑は避けられるなら、なるべく避けた方がいいですね。
汚れてもいい靴を履こう・ポイ捨てはNG
フェスティバルに行くときにサンダルを履くのは絶対にやめましょう。開催されるのは夏ですが、壊れたビンや缶があちらこちらに落ちています。人も多くて混雑していて、足を踏まれることは当たり前。ビールやジュースなど、こぼれていることもよくあるので、汚れてもいい運動靴を履くことをお勧めします。
ポイ捨ては、他の人がしているからと言って、しないでください。ゴミ箱は探せば意外とすぐみつかります。周りの人のことも考えて、絶対にやめましょう。お祭りの翌日の街は本当にゴミだらけです・・・。
おわりに
チューリッヒを代表するお祭りいかがだったでしょう。いつもと違ったチューリッヒの街並みを楽しむにはこれが一番です。花火大会もお祭り期間中には開催されます。
三年に一度のお祭り、是非一度来てみてくださいね!
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