先日、このようなご質問をいただきましたので、今回はスイスのお土産を
- スーパーで買える
- チョコレート以外
という条件の元に、ご紹介していきたいと思います。
食べ物
ルシュティ
『Rösti』と表記します。スイスの伝統料理です。もともとはベルンの農家での一般的な朝食だったそうですが、現在ではスイス中で食べられています。パッケージを開けて油をひいたフライパンにそのまま入れて両面焼くだけでスイスの伝統の味を楽しめます。ベーコンを加えたり、目玉焼きをのせたり、チーズをのせたりして現地の人はよく食べています。どのスーパーでも見つけられます。
チーズフォンデュ
スイスのチーズで作られた、本場のチーズフォンデュいかがですか?嬉しいことに、常温で買えるものがあり、無理なく持ち帰ることができます。また、写真上のカップ状のものは、電子レンジでも食べられるおひとり様用のものです。画期的ですよね!
※以前飛行中に気圧の関係で中の真空パックが破れ、汁が少し漏れた経験があるので、持ち帰る際は、ビニール袋に箱ごと二重に包んでいただくことをお勧めします。
種類によって、チーズの種類、またはお酒の量が違います。写真左の赤いパッケージは普通、右の白のパッケージはお酒の量が多めとなっています。
ラクレットチーズは残念ながら常温のものはありません。しかし冬なら、良い状態で持って帰ることも可能かもしれません。どのスーパーでも見つけられます。
乾燥お肉
お酒が好きな方は、いかがですか?
また、ミニピックと呼ばれる、細いサラミは、持ち運びに便利で、スイスの人はよくハイキングのお供、小腹が空いたとき用として持っています。5本セットで食べるときは一本ずつ切り離します。100%スイスのお肉を使っています。2023年で50年目を迎えました。どのスーパーでも見つけられます。
調味料
70年の歴史をもつ、スイスの伝統的な調味料、『Aromat』です。日本でも有名なユニリーバ・クノール社のものです。ゆで卵にかけるのがピッタリ!日本の調味料との相性は微妙です。レストランに置いてあったりと、多くのスイス人に親しまれている味です。どのスーパーでも見つけられます。
お菓子系
カンブリー
なんと、100年以上の歴史があります。その中でも写真左上の『Bretzeli』は元祖です。私も大好きなお菓子です。
正直、現在は似たようなお菓子がいっぱい溢れていますが、先ほどのカンブリーの『Bretzeli』はシンプルで他にはない薄焼きという美味しさがあります。COOPで見つけられます。MiGROSには類似商品が置いてあります。
メレンゲ
「メレンゲ?」と思った方も多いはずです。実は旅行者のお供をしたときにこれを買い求めていて、ふと疑問に思いました。スイス発祥らしいのです。このメレンゲの焼き菓子、スイスでデザートの一部としてよく出てきます。生クリームとフルーツのトッピングで食べたり、またメレンゲを砕いて、ケーキの下地部分に使われたりと用途は色々。
メレンゲ発祥の証拠となる文献は2度の世界大戦で消失してしまったそうですが、元々はベルン州の山間にある村、マイリンゲン『Meiringen』が語源だともいわれています。なんとここ、ルツェルンからブリエンツに行くまでの、途中駅で、山に入り組むお気に入りの列車道です。どのスーパーでも見つけられます。
バーゼル・レッカーリ
スイス、バーゼルの伝統お菓子です。チューリッヒでも売られています。小麦粉、蜂蜜、オレンジ、又はレモンの皮の砂糖漬け、ヘーゼル ナッツ、アーモンドなどから作られます。スイスのスパイスが効いたジンジャーブレッドです。個人的にはあまり好みではないのですが、スイス人がオススメするお土産であります。どこか昔懐かしい味がするお菓子です。どのスーパーでも見つけられますが、このオリジナルはCOOPで見つけられます。
オボマルティン
麦芽エキスから作られるインスタントココアのような飲み物。オレンジのパッケージが目印です。ビタミンを多く含み、スイス国民に長く親しみ、愛されています。
現在では、オボマルティンの板チョコ、焼き菓子、パンコーナーではチョコパイのような感じでも売られています。そしてこのチョコパイ、かなり美味しいです。。。どのスーパーでも見つけられます。
その他
ハーブティー
スイスのハーブで作られた紅茶はスイスの山岳を思わせてくれるような香りがあります。種類は様々ですが、MIGROS、COOPで見つけられます。
のど飴
『Ricola』という商品。ハーブティーと同様、スイスのハーブを使った体に優しいのど飴は、スイス人にかなり人気です。MIGROS、COOPで見つけられます。
コーヒー豆
スイスでのコーヒー製品生産量は、なんと世界上位を争います。深い苦みが特徴なスイスのコーヒー。イタリア人からは、「スイスのコーヒーはコーヒーではない、苦すぎる」という声もちらほら聞きますが、是非コーヒー好きの人には試していただきたいです。私も毎日飲んでいます。スイスのマークが付いたものが目印。どのスーパーでも見つけられます。
写真上の『VICAFE』はチューリッヒで行列のできるカフェバーからのもです。街中で是非見つけてみてください。こちらはCOOPで見つけられます。
食べ物以外
ヘアケア
スイスのハーブエキスを使った商品『Rausch』です。130年の歴史をもつこのブランドはスイス人の信頼を得ています。シャンプーやコンディショナーだけでなく、頭皮ケア、ヘアトニックが人気です。COOP、MIGROSで見つけられます。
MIGROSでは価格をぐっと抑えた類似商品が出されています。
ウェレダ
気がつくと、身の回りは化学物質だらけです。たくさんのボディーソープ、合成の界面活性剤が入っているものがほとんどです。 ヴェレダはスイス発祥で、100%天然由来成分の高品質なボディケアやスキンケア化粧品を開発しています。お値段、日本で買うよりは安いです。(ドイツで買うともっと安いですが…) COOP、BIOショップで見つけることができます。
歯磨き粉
こちら、なんとスイスの歯医者さんがおすすめする歯磨き粉『elmex』です。スイス発祥。歯茎用、敏感用、他にも色々な種類があり、様々なニーズに対応しています。
ナイフ
スイス家庭には絶対あると言っても過言ではない、ビクトリノックスのナイフ。そしてそのクオリティーからお土産にもおすすめできます。
様々な形があり、お値段もお手頃価格でお買い求めいただけます。
色鉛筆
『Caran d’ Ache』(カランダッシュ)、スイスメイドの色鉛筆です。特徴としては、なめらかに紙上をすべるように色が塗れること、そして、水彩としても使うことができるということです。有害物質を含まない、子どもたちにも優しい色鉛筆です。
お値段は結構しますが、スイス製の色鉛筆なんて素敵ではありませんか?
おわりに
いかがでしたか?
スイスにはチョコレート以外にもたくさんお土産として持っていけるものがありました!参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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