『愛の不時着』ロケ地を周るなら覚えておきたい、チューリッヒに架かる目印となる橋たち

スポンサーリンク
bahnhofbrucke 韓国ドラマ『愛の不時着』で見るスイス
バンホーフ橋から南方向に見える風景
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

チューリッヒの景観をつくるのに忘れてはならない、橋。

チューリッヒ市内中心部では、チューリッヒ湖から続く、リマト川が流れ、橋は今日までその美しい街の景観を繋いできました。

韓国ドラマ『愛の不時着』のロケ地となったユン・セリが歩いていた”ミュンスター橋”もその中のひとつです。

11話の最後にチューリッヒ市中心部の上空からの様子が一瞬映ります。そこに今から紹介する橋がほぼ見えています。

今回は、中央駅からリマト川に沿いの道、リマトクァイ通り(Limmatquai)に架かっている橋をチューリッヒ湖に至るまで順々に見ていきましょう。

チューリッヒに観光へ来た際には、とても参考になると思います。

スポンサーリンク

リマト川にかかる橋たち

1つ目:中央駅をでたらすぐ”バンホーフ橋”

この橋、チューリッヒ中央駅の大きな噴水が目の前にあるメインの出口を出て左手にある橋、バンホーフ橋(Bahnhofbrücke)。COOPというスーパーマーケットを横目に歩いて行くと、もう目の前です。この橋の上ではトラムもたくさん通っており、セントラル(Central)駅に続きます。セントラル駅では、トラムの線が複雑に入り組んでおり、車、バスの行ききもあるので、横断するときはいつも左右をしっかり見て、注意して横断しなければいけません。

ここからは、トラム3番、4番、6番、7番、10番、15番といったたくさんのトラムが発着します。

bahnhofbrucke

バンホーフ橋から南方向に見える風景

左手に見えている教会はプレディガー教会、右手に見えている教会は、手前から順に聖ペーター教会、そしてフラウミュンスター(聖母教会)です。ここに見えている通りがリマトクァイ通りです。

番外編:スイス国立博物館の目の前、ヴァルヒェ橋

この橋の駅を挟んだ反対側、北方向には、ヴァルヒェ橋という橋もあります。中央駅からこちらもすぐです。スイス国立博物館がすぐそこです。

2つ目:恋のおまじない?”ラブロック橋”

lovelock

セントラル駅から、チューリッヒ湖の方向へ歩いていきましょう。次に見える橋は、ミューレステック通りの”Love Lock Bridge” : 愛の鍵橋”と呼ばれている橋です。恋人同士が、名前やイニシャルの入った鍵をここにかけると恋が叶うと信じられているようです。

lovelock2

見てください、この鍵の量・・・。ものすごい数ですね。なかには結構サビついているものもありますね。結構前からのものもずっと残っているのですね。

この橋、深緑の色がとても魅力的です。みんなの愛と共に、年々重くなっていくことでしょう。

2023年9月、取り壊され、2024年現在、新しく橋が作られました。

3つ目:ルドルフ・ブル橋

セントラルから歩いて3つ目にある橋、ルドルフ・ブル橋(Rudoluf Brun Brücke)。トラム4番、15番のセントラル駅の次の駅に当たります。

この橋の西側の端には、みなさんにおなじみ、“シュヴァイツァーハイマットヴェルク”があります。「え?なんのこと?」ではないですよ!あの『愛の不時着』に出ていた、”お土産屋”さんです。ユン・セリとソ・ダンがキットカットを貪っていたところです♪

この橋の近くには大きな市の警察署があったり、プレディガー教会というフラウミュンスターに似た、教会が橋の延長線上にあります。

rbb2

もうこの橋の上からは、西側の聖ペーター教会がよく見え、手前にある木がモサモサ出ているリンデンホフの丘も見えているはずです。よ~く壁のあるところを見ると、人が座っていたり顔を出しているのが見えます。ここから見える川沿いの通り(リンデンホフの真下ぐらいまで)がシプフェ通りです。フラウミュンスターがいよいよ近くに見えてきました。

4つ目:ラットハウス橋

そして次に見えてくる橋は「ラットハウス橋」”ラットハウス“はドイツ語で「市役所/市庁所」。その名の通り、市役所がすぐそこにあります。

ここは橋ではありますが、広場にもなっており、時には野菜や果物、花が売られているマーケットが開かれたり、去年は何かのイベント事でメリーゴーランドが特設されてあるのを見たことがあります。こちらは小さな建物ですが、州の警察署も併設してあります。

実はユン・セリがシプフェ通りの川岸に座っていたとき、ここにあったであろうメリーゴーランドの上の青と白の屋根がぼんやり見えていました・・・。

rathaus

警察署がある反対側の景色、聖ペーター教会は目の前です。ミュンスター橋を挟む、フラウミュンスターグロースミュンスターを同時に見ることができます。

ここにも橋名と同じ名前のトラムの停留所「Rathaus」があり、セントラル駅から3つめの駅です。4番、15番がここを発着します。

5つ目:ミュンスター橋

grossmunster

『愛の不時着』でロケ地となった橋ですね!ユン・セリがよく訪れていたところです。近くには『愛の不時着』のオープニングが撮影されたリンデンホフの丘から見える、ふたつ塔のあるグロスミュンスター(大聖堂教会)があり、ここ周辺は観光客で賑わう写真スポットでもあります。是非、美しい教会を背景に写真をとってみてくださいね。

近くにはセントラル駅から4つ目のトラムの停留所「Helmhaus」があり、同じく4番、15番がここを発着します。

6つ目:クァイ橋

この橋はリマト川にかかる最後の橋で、ここからはチューリッヒ湖が広がります。3、4年ほど前に幅が増設されており、歩道、車線、トラム線に加え、自転車用車線があります。

中央駅やパラデプラッツ駅に並ぶ人通りの多いトラム停、ベルビュー(Bellevue)駅とビュークリプラッツ(Bürklipatz)駅を結びます。ベルビュー駅はセントラル駅から5つ目の駅となります。広場の先にはオペラハウスが見えます。観光客と言わず、ここ周辺は常に人が多いです。

横断歩道を渡るときには信号が青でも、くれぐれも自転車、車、トラムにお気をつけください!ここは交通量がかなり多く、線も複雑に入り組んでいます。また、トラムは歩行者よりも優先されていますのでご注意ください。

zurisee-opernhaus

このクァイ橋からは果てしなく続くチューリッヒ湖が眺められる他に、黒っぽいドームが目印のオペラハウス、天気の良い日には、遠くのアルプスの山々を眺めることができます。

橋のどちらの方向からもチューリッヒ沿いの道を歩くことができます。スイスのソーセージが売ってあるフードスタンド、夏にはアイスクリームを売っているところもあります。ビュークリプラッツ駅周辺には銅像が目印、チューリッヒ湖を真正面に眺められるベンチもあります。木の木陰に座って、美しい景色を見ながら休憩するのも良いですね。

近くからは船も出ています。チケットを販売している窓口があるので、安心してそこでお買い求めいただけます。

limat-view

反対側にはリマト川と共にミュンスター橋、教会も見え、なんともチューリッヒらしい景観を楽しむことができます。

おまけ:白鳥の湖

swans

チューリッヒの湖にはたくさんの白鳥がいます。橋、教会だけでなく、真っ白な白鳥たちの優雅な姿もチューリッヒの景観にはかかせません。ちなみにここはビュークリプラッツ駅の近くにある、何故か白鳥たちの“たまり場”になっているところです。多くの白鳥たちはここで眠ったり、湖に出る前に色々と身支度をしていますね。

スポンサーリンク

おわりに

橋は観光地を周る際に、かなり目印になると思うので、是非参考にしてみてください☆

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この記事を書いた人
あずき

韓国ドラマ『愛の不時着』を友人から勧められて見て以来、コロナ禍でスイスに来ることのできない日本の皆様に向けてロケ地などを紹介していました。このブログでは、スイス旅行に役立つであろうことだったり、変哲の無い日常での出来事だったりを綴っています。記事を読んでくださる皆様のお役に少しでも立てれれば、嬉しいです。

あずきをフォローする
韓国ドラマ『愛の不時着』で見るスイス
スポンサーリンク
シェアする
あずきをフォローする

コメント