リ・ジョンヒョクが音楽学校の友人たちと、お喋りをしながら階段を降りていたシーンが撮影された”ブリエンツ“のグランドホテル ギースバッハ(Grandhotel Giessbach)、そしてリ・ジョンヒョクのピアノを奏でるシーンが撮影された”イゼルトヴァルト“はブリエンツ湖に面するところにあります。
ブリエンツ湖が一望できるロートホルンという山に行ったことがあるので、是非ともあの美しい雰囲気を共有したいと思います。
上から見る、ブリエンツ湖
心奪われた光景
リフトで頂上まで登ってきました。スイスに長く住んでいる友人と一緒に来ていて、景色がよく見える場所まで誘導してもらい、目に入ったその景色とは…
あぁ…….(ため息)
今までに見たことのない、手つかずの自然でいっぱいの、緑の山々とそれに挟まれた空色の湖。なんとも美しい光景でした。目に入ってくる、優しい色鮮やかさ、そして澄んだ空気。
一時この光景から目が離せず、”ひとめぼれ”状態でした。
“自然のMaximum、最高超の発色”をもつ景色や雰囲気は、もちろんその日の天気、霧の状態左右されます。しかしこの”今”目の前にある景色はすべてに満たされていて、いろいろ考える前に心を奪われました。
言葉で表すには難しく、まさに目で、心で感じました。
“ブリエンツ湖の真珠“
ロケ地の場所を写真上で表してみました。
リ・ジョンヒョクはこの息を呑む景色の中でピアノを奏でていたんですね。このシーンが撮影された”イゼルトヴァルト“の村は、なんと”ブリエンツ湖の真珠”と呼ばれてる、呼ばれているんです! イゼルトヴァルトの村は本当に美しいところです。
グランドホテル ギースバッハは、周りには本当に何もない、森に囲まれた場所にあります。ホテルは四階建てで、屋外プールなどもあるそうです!大自然に囲まれたこの姿は、まるでおとぎ話のようです。
今に珍しい蒸気機関車と意外な接点
この赤い機関車(ロートホルン鉄道)はスイスで唯一の蒸気機関車です。煙を出しながら、「シュッシュッポッポ….」なんとも懐かしい(?)響きです。
そして、とても興味深い事柄を見つけました!
ブリエンツ湖の北岸、ブリエンツ・ロートホルンの麓に位置する、ブリエンツは静岡県島田市と姉妹村提携、ブリエンツ・ロートホルン鉄道は静岡県に路線を有する大井川鐵道と姉妹提携を結んでおり、スイス訪問中のなんと最近天皇になられた今上天皇 徳仁様が2014年6月にこの地を訪れた。
ということなんです。ブリエンツと日本の静岡県にこのような接点があったなんて!この赤い蒸気機関車のことで姉妹村になったんですね。天皇になられたばかりの徳仁様もいらっしゃっていたとは本当びっくりです!
後日、蒸気機関車に乗ってみました。
お隣さんにあるロケ地
皆さん、ブリエンツ湖の写真、上で見たと思いますが、実はあの先に街を挟んでもう一つ湖があるんです!
ユン・セリが最終話、ドレスアップした姿が印象的で豪華なホテルで撮影されたシーン。中が映ったときは、うわぁー! と思わず声がでた、超豪華なエレガントな”ヴィクトリア・ユングフラウ ホテル”がその街にあり、リ・ジョンヒョクがユン・セリに写真を頼んだ、大きな吊り橋のシーンが撮影された”シグリスウィル“はその湖に面しています。意外と離れていないんですよね、と言いたいところですが、実際に行くとなると、湖を渡って、山を回って電車に乗って…. となるので、一日でまわれるるチューリッヒのロケ地とは違って、ここを一日でまわるのは難しいです。
美しい景色を見るということ
ふと思いました。ユン・セリはそもそもは安楽死をしたいがために、スイスへやってきましたね。しかし、そこで安楽死について検討しているときにまず勧められたのが
“まずはスイスの景色を見に行きなさい。
そうすればもっと生きたくなるはず。”
というようなことを言われ、しぶしぶ観光用のパンフレットを手にしました。
美しい景色を見るということは、それぐらい人生に訴える“何か“があるということ。
そんなことを思い出させてくれたドラマでもありますね。
おわりに
やはり美しい景色、自然を見ると、心が洗われます。しかしその美しい景色は、意外とあなたの身近にすでに有ると思っています。日本の自分住む街を離れて、そう気づきました。もちろん、スイスの景観は素晴らしいです。しかし意外と自分が住んでいるところは見慣れてしまっていて、新鮮な目で見ることを忘れてしまいますよね。あなたの故郷は、あなた自身のロケ地です。世界中に美しい景色は広がっています、まずは自分の近くからも、美しい景色を探してみてはどうでしょうか。
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