私が今回訪れたところは、韓国ドラマ『愛の不時着』でユン・セリとリ・ジョンヒョクがパラグライダーを見上げるシーンで登場したクライネシャイデック駅と同じ地域にある観光名所です。
今回は事情によりそこまでは行けませんでしたが、ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)の町の魅力をお伝えしたいと思います。そこからもユングフラウなのどスイスの三大名峰を眺めることが出来ます。
スイスの名峰はすぐそこ
”インターラーケン” から ”ラウターブルンネン”へ
今回は車で行ったのですが、インターラーケンを通過しラウターブルンネンへ向かう途中、もうスイスの名峰がちょこんと顔を出しているのが見えていました。見えているのは少しですが、もうわくわくが止まりませんでした!
美しく雪化粧されたスイスの名峰たち
私が行った何日か前は、少し肌寒い日が続いており、チューリッヒで雨が降っていた頃、このベルナーオーバーラント地方の山では雪が降っていたようで、名峰たちはさらりと雪化粧をしていました。
雪化粧を施された山々は白く輝きを放ち、本当に美しかったです。
小さな町に現れた大きな崖
ラウターブルネンは観光名所として、とても知られています。しかし行ってみると意外と小さくて、かなりこじんまりとした印象のある町でした。町に着いたとたんに大きな大きな崖から流れる滝が見えました。ここ辺りのランドマークと言ったところでしょうか。町の中のホテルに泊まったのですが、滝の流れる水の音がひたすらよく聞こえていました。
大きな山々に囲まれ、大きな滝の流れる水の音を聞いていると、自然の物凄いパワーを感じました。何というか、聖なるパワーという感じ・・・。
夜になると、ここの滝は明るくライトアップされていました。その日の夜はそのパワーを間近で感じていたからか、何だか興奮してよく眠れませんでした。
名峰が眺め放題のハイキングコース
ラウターブルンネン → グリュチアルプ(リフト)
ラウターブルンネンの電車駅の目の前には、少し崖の上へ登ることのできるリフトが出ている駅があります。(チケットはここの受付でお買い求めいただけます)
今回はそのリフトに乗ってグリュチアルプ駅(Grütchalp)という所まで行き、そこでハイキングを楽しんできました。
グリュチアルプ → ミューレン(ハイキング)
グリュチアルプ駅からミューレン(Mürren)駅までハイキングをする1時間半の間中、アイガー・メンヒ・ユングフラウの三大名峰をよく眺めることができます。(写真左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ)
まったく歩くことが億劫にならないくらい美しい聖なる山々を見られたことは本当に貴重でした。やはりこの名峰はスイス中の山の中でももちろん大きいですし、他のスイスの山とは何か違う、壮大なエネルギーを持っているように感じました。
実はここの真ん中にちょこんと見えているのはユングフラウヨッホ(ユングフラウにある展望台)です。『愛の不時着』の中でも丸いドーム形をした屋根を特徴とするこの建物全体が映像に映し出された瞬間がありましたよね。
ミューレンに着けばホテルやレストランの他、スポーツ施設など様々な施設があります。
ミューレン → アルメンドヒューベル
今回私はここミューレンからは直線に登っていく短いケーブルカーに乗り、景色がもう少し良くなるアルメンドヒューベル(Allmendhubel)というところまで行ってみました。景色を360°見渡すことができ、とても開放感があります。
ここはカップルや家族連れが多く、レストランや子供たち専用の大きな遊び場があります。ここからまたさらにハイキングもできます。(私はもう疲れてここからのハイキングはしていません・・・)
空を優雅に舞うパラグライダーを楽しんでいる人の姿もたくさん見かけました。
とにかく写真からも分かるように、景色がすばらしいです!カップルを見るとなんだかロマンチックな気分になります。まさにユン・セリとリ・ジョンヒョクのよう・・・?
チケットのご案内
ラウターブルンネン駅からアルメンドヒューベル(リフト・電車合わせて)
往復:36.40スイスフラン、片道:18.20スイスフラン
となっております。スイストラベルパスをお持ちの際は、50%OFFということなので、受付で忘れずに提示してくださいね。
おわりに
今回の旅は、割と楽に近場を回るような形となりました。次は是非、ミューレンからは他のケーブルカーに乗ってシルトホルンの方へも行ってみたいなと思いました。
さらに近くから名峰を眺めてみたかったです。そして最終的にはユングフラウへと行きたいですね。そのときに『愛の不時着』のロケ地にもなったパラグライダーの聖地、クライネ・シャイデックを通過することでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント