まるでハイジの世界。オブワルデン山岳地帯にある湖とスイスの意外な郷土料理とは?

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オブワルデンの州都サルネン(Sarnen)というところに用事があってそこに来ていたのですが、たまたま時間があった時に、なんとな~く地図で見つけた場所に行ってみたところ、とんでもない自然にたどり着きました。

〈メモ〉

  • 州都サルネンには、オブワルデン州にある主な2つの湖の中でもの大きい方の湖、サルナー湖(Sarnersee)があります。
  • 小さい方の湖と言えば、南西方向に行ったルンゲルン(Lungern)にある、ルンゲルナー湖(Lungernersee)です。

今回、カーンズ(Kerns)にあるメルヒ湖(Melchsee)というところへ辿り着きました。メルヒ湖は湖とはいっても、上記のふたつの湖とは比べ物にはならないくらい数ある小さな湖ですが、山の上にあり、海抜1800mのところにあるのです。

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オブワルデンの山岳地帯へ

サルネン駅からはバスに乗り、20分ほどかけて最終駅(Melchtal Stöckalp)まで行きます。

そこからはリフトに乗り、山の上まで向かいます。(この最終駅からは、リフトに乗り山頂へ行くだけでなく、この地点からハイキングすることもできます。)

 

リフトからは、山の斜面に牛の姿を見かけました。

牛は以外にも鋭い山の斜面にも対応できるんだと発見!

メルヒ湖(Melchsee)

リフトが山頂の最終駅(Melchsee-Frutt)に到着した後、少し歩いていくと、たくさんのホステルがありました。

聞くところによると、よく辺りの山でスキーなどが行われていて、学校の子供たちが、泊りでスキーキャンプをするのだそう。

少し離れたところには、旅行者用の大きな三ツ星ホテルもありました。

 

歩き進めていくと、山と湖が見えてきました。そして至る所に牛の姿がいます。

 

 

真夏の太陽の暑さと、山の上の寒さが、なんとも心地よかった感覚が今でも鮮明に思い出されます。

真夏の暑さを忘れさせるような”キン”と冷えた空気に、優しい自然の風景が美しかったです。

 

 

この湖がメルヒ湖です。

水は”キンッキン”に冷えていました!

 

山には真夏にもかかわらず雪が残っていました。

 

ここ山頂の空気は、すっごく澄んでいました!

 

 

これぞ”美味しい空気”でしたね!

 

なぜでしょう、この景色を見たときに、

“まるでハイジの世界だ、まるで絵本の中に入ったよう”と思いました。

キラキラと輝く湖に、静けさのある山。

 

牛たちは、行動範囲を制限されることなく、普通に人々の歩く道も歩いていましたね。

”きっとここに住んでいる牛たちは幸せなんだろうな~”とふと考えてみたり・・・

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スイスの意外な郷土料理

この山の上のレストランでは、スイスの郷土料理と言われるものを食べました。

なんだと思います・・・?

「スイスと言えば、チーズ料理かな?」なんて・・・

実はこちらなんです!

 

マカロニのクリームソース』と付け合わせになんと『擦り下ろしたリンゴのソース』なんです・・・。(ちなみに上に乗っている茶色のものは、フライドオニオンです。)

ん???

スイスの伝統料理・・・???

スイスの方には失礼ですが、これを聞いた時には笑ってしまいました。

”こんなのどこでも食べられるじゃん!”と・・・。

まあでも、このマカロニのクリームソースの上に、擦り下ろしのリンゴをかけるというのはポイントなのかもしれませんね。塩辛さ甘さを兼ね備えていますし・・・。

ちなみに私の感想は、”リンゴのソースは一緒に食べなくても良い”です。しかし、あとで聞いたら、スイス人の旦那さんは、このリンゴのソースと一緒に食べるのが大好きなんだそうです。郷土料理ともあって、なじみの味なんでしょうね。

この他にも”マカロニのミートソース”も郷土料理なんだそうです。

以外と私たちにとっても身近な食べ物が郷土料理なんて、興味深いです。

 

まぁとにかく美味しい空気と共に食べる料理は絶品でしたね~♪

おわりに

ここは気まぐれに出かけたからこそ、めぐり逢えた場所という感じがします。たまには何も計画せず、下調べせずに旅するのはいいですね。偶然にもめぐり会えた場所には特別な気持ちが芽生えます。

たまには”気まぐれ”にお出かけしてみるのはいいですね♪

この記事を書いた人
あずき

韓国ドラマ『愛の不時着』を友人から勧められて見て以来、コロナ禍でスイスに来ることのできない日本の皆様に向けてロケ地などを紹介していました。このブログでは、スイス旅行に役立つであろうことだったり、変哲の無い日常での出来事だったりを綴っています。記事を読んでくださる皆様のお役に少しでも立てれれば、嬉しいです。

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